« ご来賓登場 | トップページ | 中央銀行総裁公募 »

2009年10月30日 (金)

秋の森林浴

 今年もまもなく、山々に黄金や朱色に燃える錦繍の世界が広がる紅葉のシーズンがやって来ますね。ところで紅葉狩りと言えば目で紅葉を楽しむものですが、森林浴という意識で紅葉狩りをされたことはおありでしょうか。

 “森林浴”と聞くと、春や新緑の季節をイメージしがちですが、“緑”じゃなくても、木や自然があるところが“森林浴スポット”となるので、秋や冬にも森林浴はできるのです。

 そのポイントとなるひとつが、「フィトンチッド」です。フィトンチッドとはひと言でいえば「木の香り」。樹木が自分で作り出して発散する揮発性物質の事です。その主成分は有機化合物「テルペン類」で、ヒトがこれを浴びている状態が森林浴というのです。森の中に漂う揮発性のフィトンチッドは、私たちの身体に触れると、肝臓の活動を高める酵素の活性化、香りによる清涼効果、生理機能の促進、二日酔い・体調不良時の頭痛・吐き気の軽減など、数多の効果を与えてくれます。また、フィトンチッドを嗅ぐと活発に流れる脳の血流量を適量に抑える効果があり、これにより脳や身体をリラックスさせてく

れるのだそうです。 では、より効果的な森林浴になるためのポイントをご紹介します。

時間帯は午前11時ぐらいまでがフィトンチッドの濃度が高い時間帯になります。

この時間帯は気温の上がり幅が少なく空気の動きも少ないので、フィトンチッドが拡散されにくくベストな時間帯なのだそうです。また、雨にあたると葉や枝が刺激を受けてフィトンチッドがより多く放出されるので雨上がりも、お薦めの時間帯です。さらに、フィトンチッドは揮発性物質ですが、空気より重いため放出後時間が経つと地面にたまりやすい性質があります。そのため、落ち葉などがたまった場所で、座ったり・仰向けになったりして深呼吸すると、地面にたまったフィトンチッドたっぷりの空気を吸い込め、よりリラックス効果を得ることが出来ます。

 日ごと色を変化させていく街路樹を眺めているだけでも心が潤い癒されますが、せっかくですので森林を訪れ、紅葉狩りを楽しみたいものですね。今年はただ木々たちの変化を楽しむだけではなく、彼らが身体に与えてくれる目に見えないフィトンチッドの素晴らしい癒しの効果も意識して一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。

(アルフィックス日報  第2897号)

« ご来賓登場 | トップページ | 中央銀行総裁公募 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/500001/46621203

この記事へのトラックバック一覧です: 秋の森林浴:

« ご来賓登場 | トップページ | 中央銀行総裁公募 »

無料ブログはココログ