東西回廊とは
「インドシナ」が新しい経済圏として注目を集めている。2006年12月、インドシナ半島の東岸・ダナンからミャンマー・モーラミャインにいたる、総延長1500キロのハイウェー「東西回廊」が完成した。これまで海路で2週間かかっていたのが、最短3日に短縮された。このような物流網の発展を踏まえて、この地域に進出している日本企業は8000社と言われている。
タイでは、自動車産業の集積が急速に進んでいます。日系メーカーのタイ国内販売シェアは約9割を占める。ベトナムのバイク生産は、06年230万台を超え、ホンダ・ヤマハの2社だけで50%を超える。ホンダは08年150万台の第二工場を建設し、ヤマハも現在の5割増産となる70万台体制となる。両者合わせた生産台数は、日本市場の3倍強に匹敵する。
インドシナはBRICsの影にかくれているが、ASEAN諸国を一まとまりの地域としての「面」で見れば、BRICsの匹敵する新興国地域が浮かび上がる。地理的には、中国とインドに挟まれた位置にあり、物流や地理的条件でインドより日本に近く、人件費は、中国より安いことを考えると、現在の日本企業の中国一極集中から、今後インドシナに一大産業圏が浮かび上がる日は、そう遠くはないように思う。(アルフィックス日報)

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